反り腰
今回は【反り腰】についてお話します。
反り腰ときいて何となくどんな状態になっているのか、イメージできると思いますが
腰椎のS字カーブがかなりきつくなってしまいお腹がポッコリと出てしまっている姿勢になります。
ここで簡単な反り腰のチェックをしてみましょう!
立っている状態でのチェック
・壁に身体を着つけるようにして真っすぐに立ってみてください。
そして踵は壁から3~5センチくらい前の位置にして出して下さい。
この状態で手のひら一枚分くらいが入るようだと正常です。
それ以上隙間が空いているようだと反り腰です。
仰向けで寝ている状態でのチェック
膝を伸ばした状態にして仰向けで寝て下さい。
手のひらを腰の下に通そうとした時、途中で引っ掛かり止まってしまうようだと正常です。
手のひらが腰の下をスルッと通ってしまったり、
膝を伸ばした状態で寝るだけで腰が張ってしまったり、
膝を立てないと仰向けで寝ることがつらい、などがあるようでしたら反り腰です。
座っている状態でのチェック
→背もたれを使わずに腰掛けます。
この時に耳・肩中心・股関節のラインがほぼ一直線で、膝の角度が90度になるのが理想です!
皆さんのお身体の状態はいかがでしたか?
反り腰になってしまうと起こる症状は???
・慢性的な腰痛やしびれ
S字姿勢が崩れているため、常に腰に大きな負担がかかっています。
・むくみなどの症状が現れやすくなる
骨盤の歪みが生じると、体内の巡りが滞りがちになり全身のむくみに繋がります。
身体がむくむと血流が悪くなり、冷えや疲れ、しびれといった症状が出てきます。
・お腹やお尻が出てしまう
お腹に力が入らない、反り腰を放置すると骨盤の前傾が強くなり、ますます歪みが強くなる。
その状態を支えようとしてお尻が突き出してしまいます。
・首肩もコリを感じるようになる
腰や背中が常にコリ状態。。。
筋肉の硬さをそのままにしてしまうと、お身体の他の場所がかばって首肩が凝ってしまいます。
反り腰になってしまう原因は?
・座り方、歩き方、立ち方それぞれの重心のかかる場所がほぼ一直線ではなくずれている。
・ヒールの靴で長時間歩く。
・運動不足や筋肉の柔軟性が低い
・出産、子育て中の抱っこ紐など
反り腰で腰回りが気になり始めましたら、その頃からできるだけ筋肉をほぐすこと。
そのままにしておくと、S字カーブが強くなり骨盤など骨格の歪みに繋がってしまいます。
様々な症状が出てしまう前にお身体のケアをしていきましょう!
お身体のケア方法がわからない方、反り腰で困っている方は
是非当院にご相談ください♪