寒くなってきて足の冷えや腰が痛くなっていませんか?
秋から冬にかけて気温が下がるこの季節「足が冷える…」「腰が重だるい…」「朝起きると体が固まっている…」と感じる方が一気に増えます。
実は、寒さによって体の巡りが悪くなることで筋肉が硬くなり痛みや不調が出やすくなるためです。
今回は、なぜ寒くなると不調が出るのか、放っておくとどうなるのか、そして今日からできる対策方法をお伝えします。
■ なぜ寒いと「足の冷え」や「腰痛」が起こるの?
寒さによって体温が下がると、身体は熱を逃がさないように血管を縮めます。すると血流が悪くなり、次のような状態が起こります。
筋肉が硬くなる → 腰痛の原因に
血流低下 → 足先が冷える、むくむ
代謝が落ちる → 疲れが取れにくい、だるさが残る
特に足は心臓から遠く、冷えの影響が出やすい部分。冷えが続くと血流だけでなく神経にも負担がかかりしびれや夜眠れないなどの症状に繋がる
こともあります。
■ この症状、放っておくとどうなる?
「冷えているだけ」「毎年だからそのうち慣れる」と放置すると…
慢性的な腰痛や坐骨神経痛に悪化
足の冷えが習慣化し、冬以外の季節も治らない
自律神経が乱れ、睡眠の質低下や疲労蓄積
冷えと腰痛は、早めにケアしないほど改善に時間がかかる傾向があります。
■ 今日からできる!冷え・腰痛対策
① 「温める習慣」をつくる
足首・お腹・腰を重点的に温める(カイロや腹巻◎)
38〜40℃の湯船に10分浸かる
※シャワーだけは身体が温まらず逆効果
② ふくらはぎを動かす
ふくらはぎは“第二の心臓”と呼ばれるほど血流改善に重要。
椅子に座ったままできる簡単ケア
つま先上げ下げ運動(30回 × 2セット)
→ 足先の血流が一気に改善します。
③ 腰を冷やさない
・薄着やハイウエストの服で腰を冷やさない
・寝る前に軽くストレッチして筋肉を緩めてから就寝する
■ 寒さに負けない身体づくりを
冷えや腰痛は、日頃の習慣とケアで大きく変わります。
「寒くなってきたな」と感じ始めた今がスタートのタイミングです。
冬の不調を予防できれば、寒い季節も快適に過ごせます。
ぜひ今日できることから取り入れてみてくださいね。
















