今回は【肩こり】についてお話します。
首と肩の周辺には、さまざまな筋肉があります。
重い頭や腕を支えて立っているだけでも筋肉は緊張し続けています。
このように緊張が続くと筋肉が疲れて疲労物質がたまり硬くなります。
硬くなるとそこで滞りができてしまい近くにある血管を圧迫して血液の循環を悪くしたり、
末梢神経を傷つけたりして、こりや傷みを起こします。
また、血行不良になると筋肉に十分な酸素や栄養が供給されず、
筋肉に疲労がたまって、ますます筋肉が硬くなってしまいます。
筋肉が硬くなってしまう原因としては?
デスクワークなどで長時間同じ姿勢をとっている
いすと机のバランスが悪く偏った姿勢を続けている
かばんをいつも同じ方の肩にかける
長時間冷房のきいた部屋にいて体が冷えている
偏った姿勢を続けたり、筋肉が緊張した状態を続けたりしているこりに繋がってしまいます。
筋肉を緩ませるだけであれば、マッサージや鍼施術を週1,2回ほどで回数を重ねていくことで
痛みを取りつつ筋肉の質を変えていくことが出来ます。
細胞の生まれ変わりが90~120日かけて体内で気づかぬうちに行われております。
新しい筋細胞をよりよいものに変えることが出来れば、凝りにくい筋肉に変えていくことが出来ます。
また施術を受けても日常の動作や寝方でいい状態が続かず、またすぐ痛くなってしまう方は
骨格の歪みが原因かもしれません。
筋肉が硬くなってしまうと、関節の可動域を制限して動かせない分近くの筋肉を引っ張って負担をかけていることもあります。そうなると、正しい状態で体を動かすことが出来ないため本来の骨の位置も変わる。これが歪みとなります。
歪みを治すには、矯正が必要になります。
ベストな通い方としましては、週2マッサージや鍼で筋肉を緩ませるのと同時に矯正をいれて悪い状態からいい状態を体に覚えさせていくことです。
身体の状態がなかなか変わらない、肩こりがひどくて困っている方はぜひ当院にご相談ください。