こんにちは。
草加市にある新田西口整骨院です。
今回は【慢性症状にマッサージは効果的?】についてお話します。
「肩こりや腰痛が長年続いているけれど、マッサージで本当に治るの?」というご質問をよくいただきます。
結論からお伝えすると、マッサージは慢性症状の改善に役立ちますが、根本的な治療にはならないケースが多いのです。
ただし、日常生活の負担を軽くしたり、症状を和らげたりするためにはとても有効な手段です。
まず、マッサージの効果についてご紹介します。
マッサージには血流を促し、硬くなった筋肉をほぐす作用があります。
肩こりや腰の重だるさは筋肉の緊張や血行不良によって悪化しやすいため、
マッサージを受けることで「体が軽くなった」「痛みが和らいだ」と感じる方が多いのはこのためです。
また、自律神経を整えるリラックス効果もあるため、ストレスや疲労が原因の症状にも効果が期待できます。
しかし、注意が必要なのは「マッサージだけでは根本改善にはならない」という点です。
例えば、デスクワークでの猫背や長時間のスマホ操作が原因で肩こりになっている方は、いくらマッサージで筋肉をほぐしても、
姿勢が改善されなければ再び筋肉が緊張してしまいます。
同じように、運動不足で体を支える筋力が弱っている方は、マッサージ後は楽になっても、数日で痛みが戻ってしまうことがあります。
慢性症状を本当に改善していくためには、「マッサージ+セルフケア」の組み合わせが大切です。
例えば、肩こりの場合は肩甲骨を動かすストレッチや正しい座り姿勢を意識すること、
腰痛であれば体幹の筋力を少しずつ鍛える運動を取り入れることが効果的です。
さらに、整骨院などで骨格のバランスを整える施術を加えると、再発防止にもつながります。
マッサージは慢性症状に対して「今のつらさを和らげる」即効性があり、日常生活の質を高めてくれる頼もしい方法です。
ただし、根本から治すためには姿勢改善や運動習慣の見直しも欠かせません。
ご自身の症状が「筋肉疲労によるものなのか」「骨格や生活習慣が影響しているのか」を見極め、
必要に応じて専門家に相談しながら、マッサージを上手に取り入れていくことをおすすめします。
慢性症状を治すには、まず原因を明確にすることが大切です。
筋肉のコリや血流不足だけでなく、姿勢の乱れや運動不足、生活習慣の影響が大きく関わっています。
マッサージで一時的に楽になることはあっても、根本改善にはなりにくいため、正しい姿勢の維持やストレッチ、
筋力トレーニングなどのセルフケアを組み合わせる必要があります。
さらに専門家による施術で骨格のバランスを整えると、再発を防ぎやすくなります。