今回は【自律神経の乱れ】についてお話します。
活動しているときに働く交感神経とリラックスしている時の副交感神経のバランスが大事です。
このバランスが崩れてしまったときに、自律神経の乱れとして症状が出ます。
以下のことで当てはまる方は、自律神経が乱れているかもしれません。
チェックしてみましょう!
多汗(たくさん汗をかく)、寝汗、ほてり、だるさ、疲れやすい、冷え性、物忘れ、肥満、痩せ
吐き気、食欲低下、便秘、下痢、胃の痛み、のどの渇き、腹部の不快感、腹部の張り
脈が速くなる・乱れる、胸がドキドキ・苦しくなる・締め付けられる感じ、手足の指の色が青白くなる
呼吸が速くなる、息苦しさを感じる、息が乱れやすい、咳が出る、喉が詰まる感じがする
不安、苛立ち、抑うつ(ゆううつ、気分が落ち込んだ状態)
どうでしたか?原因は?
仕事や家事、育児、介護など過重労働
若年世代における受験や就職、結婚などによる環境の変化
夜更かしや夜勤による不規則な生活習慣
また、女性は一生を通じてホルモンが変化するため、女性ホルモン(エストロゲンとプロゲステロン)の影響により男性よりも自律神経失調症になりやすい傾向があるといわれています。
なりやすい人の特徴は?
・生まれつき自律神経が乱れやすい体質の人がなりやすいタイプ
日常生活のストレスはあまり関係がなく、低血圧の人や虚弱体質の人がなりやすいのが特徴です。
このタイプは、病院で検査をしても特に異常が見つかりません。食事や運動、睡眠など生活習慣を改善することが大切です。
・日常生活におけるストレスが原因で引き起こされるタイプ
「几帳面」「気持ちの切り替えが苦手」など、性格的な面が関与していると考えられています。
自律神経失調症はこのタイプが多いです。
進行すると抑うつ型になり「気持ちが落ち込む」「何かをする気力がでない」などうつ症状が見られます。
・心理的な要因が深く関わって引き起こされるタイプ
心理的な影響が強く、感情の移り変わりが体に症状として現れます。
自分の体調の変化に非常に敏感で、些細なストレスでも体調を崩しやすいのが特徴です。
自律神経の乱れは、マッサージや鍼などの刺激で調整できるといわれております。
何かの症状でお困りの方は、是非当院にご相談ください。